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ウジイユタカ

ユタカの部屋 vol.75 鈴木豊氏

広報誌「そうだ写真館へ行こう」vol.75
発送させていただきました。もうすぐお手元に届くと思いますが、こちらでちょっぴりフライング。

名物コーナー「ユタカの部屋」の今月号インタビューは、ユタカフェオーナー鈴木豊氏。
いろいろお話を聞かせてもらいましたが、紙面には全部は載せきれませんでした。

 

ってことで、こちらのブログでインタビューの全文をご紹介します。

楽しんで読んで、そしてユタカフェにも一度いってみて下さいね〜。

 

 

ユタカフェ オーナー 鈴木豊氏

ここにはコーヒー、書籍、雑貨…いろんなものが置いてありますね。何屋さんなんですか(笑)?

ここはですね~、言われたものの他にも、映画も上映します。カフェのようなリラクゼーションサロンでございます!何がメインのお店かと言われると、現状はリラクゼーションがメインです。

以前、マッサージ店にお勤めでそこから独立されたとお聞きしたんですが、これまでの経歴について教えて下さい。

マッサージの仕事をしていていずれは独立したいなと思っていました。そのころちょうど、街中にはリラクゼーションと呼ばれるお店が増えてきた頃です。そんな中、自分らしい特徴を出したいなーと思って。このリラクゼーション業界に入る前にやっていたのがコーヒー卸屋さんの営業だったんです。その前は、書籍と雑貨のお店に勤めていたこともありました。自分がやってきたことで今できることはあわせてやってみようと思いました。この店はその集大成といっては大げさですかね。

リラクゼーション業としては9年目になります。前の職場には3年半在籍しました。独立してから5年たちます。昔から格闘技をやっていまして、またスタントマン養成所にも所属したことがあります。そんな経緯もあり、人体の作りに興味があったんです。整体のバイトも申し込んだ事もあります。カイロプラクティックのセミナーに参加したり。ちょうどその頃東日本大震災があったんです。物流がストップする中で感じたのが、ものは扱っているけれど自分の手に職を付けないと食べていけないんじゃないかということです。それがきっかけでこの業界に飛び込んでやっていこうと思いました。

マッサージとリラクゼーションの違いって何ですか?

日常的に「マッサージ」っていっていますが、マッサージは医療行為なんです。リラクゼーション業としては、あくまでも「癒やし」なんです。疾病を治す目的ではないんですね。癒やしということを考えた時に、例えば自分にとって休みの日に音楽を聴いたりすることも癒やしだなと。じゃあ施術ということだけではなくてトータルな意味での癒やしを提供したいなと思いました。いろいろやってますけどすべてあわせて「リラクゼーション」だと思っています。

 

 

この商売の難しさ、やりがいって何ですか?

一番は単純に力加減ですね。人によって強すぎるとか物足りないとかの感覚って違うじゃないですか。でもただ単に強くやれば効果があるっていうものではないんです。前のお店ではお客さんの要求にあわせて「強く」って言われたら強くやってたんですけどそれで「もみ返し」があったりとか。その方にとっての「ちょうど良さ」を加減するのが難しいです。僕の指はわりと太くて短いんですけど、これが女性だったら細くて鋭かったりして、同じ力加減でも指の入り方が違うんです。それで強く入ったりする。それが合っていい人もいれば、強すぎて逆に次の日に全身がだるくなってしまう人もいて難しいんです。

やりがいは、すぐに反応がいただけることです。「ああ気持ちいい」とか「軽くなった」とか、そういうダイレクトな声をすぐに聞くことができるのがやりがいです。

足つぼってありますが、全身に効果があるのはつながってるんですか?

例えば、ウチの場合だと全身のボディコースという手もみのコースがあります。あと足裏のコースもあります。リフレクソロジーとか足裏マッサージとかいろいろ呼び方ありますが、それもやっています。あとはフーレセラピーというのもあります。これは足だけを使って全身をほぐしていくやり方です。そして最近は首から頭の小顔の施術もやってます。お客さんの症状って様々ですよね。足がだるいとか足が冷えるとかむくみがひどいとか肩こりがつらいとか背中が痛いとか目が疲れたとか…それによってこちら側から「このコースいかがですか」とオススメすることもありますし、あとはやはりお客さんの好みもありますよ。かたくなに足で施術されるのは嫌っていっていたお客さんが、あるきっかけでフーレセラピーを体験したらこれがいいってなる時もあります。

一番難しいのは、フーレセラピーです。力加減も難しいし、こちら側もしんどいです。ただでさえ足は力は強いし、下を見ちゃうと体重がかかりすぎるので、ノールックで常に片足立ちでポンポンはねているような。施術後はボクは汗びっしょりです。お客さんに汗がかからないように気をつけています。

足裏の反射区ってあって、部分部分で体のどこかと直結しているっていわれています。例えば、足の人差し指と中指の付け根って目につながっています。目が疲れている人やメガネをかけている人はそこを押されると「いてて」って悶絶する人もいますし、ぐーっとこらえて我慢しているなーって人もいます。結構不思議ですけどね。台湾式、中国式、英国式ってあるんですよ。中国式はただひたすら痛いっていう話も聞きますけど。

ウチでやっているのは台湾式と英国式のミックス的なヤツです。痛気持ちいいくらいの力加減です。

手のひらや顔にも反射区はあるらしいですよ。最近勉強しているのは、人間の体って、形が似ている部分が2箇所あるらしいんです。顎と骨盤とか。だから骨盤周りが苦しい時は顎を施術すると骨盤にもいい効果があるらしいんですよ。そういう考えもあるんだって今勉強中です。それだけ神経が張り巡らされているんだなと思います。

眼精疲労のツボって、さっきいった足裏の他に、首の付け根にもあるんです。「風池」っていうツボです。ここを押すと疲れている人はとても痛いんです。もう止めてくれっても言われるんですが、こっちはただそっと指を添えているだけだったりするんですよ。

普段生活する上で、アドバイスってありますか?例えば肩こりを和らげる体操とか。

同じ姿勢を長く続けないことです。デスクワークとかクルマの運転の姿勢とか。なかなか仕事しているとできない事かもしれませんが。肩こりがひどい時は、手のひらの付け根部分をそらせて手を上に上げます。まっすぐ伸ばしたとこからさらに頑張って2~3cmあげます。手のひらを上に向けた状態で、20秒ほどバイバイの様に手を振ります。結構きついですよ。そこから手を下ろすと血流がぐっと増えるんですよ。

首がつらい時は、手のひらを壁に付けて両手を付けたまま開いて行きます。大胸筋をストレッチするイメージですね。腕の付け根の大胸筋を押すのも効果的ですよ。

ここに置いてある雑貨類って他であまり見ないものが多いんですが、オリジナルグッズもありますね。

ウチのように引っ込んでいて入り口が目立たない店は、他にあるような商品を置いても絶対売れないですよね。それよりもちょっと珍しいもの、それと自分が気に入ったものを扱うようにしています。在庫になっても自分が使うからいいやっていう気持ちで。それくらい惚れ込んだ商品じゃないと売れないと思うんです。

例えば、タンブラーとかのコーヒーグッズでリバーズっていうブランドがあるんですけど、これは絶対置きたいなって思っていました。山形では他に置いているところがないんですよ。それで直接取引をお願いして置かせていただいてるんです。コーヒー豆も「ユタカフェブレンド」を作ろうっていうことになりまして。でもブレンドって難しいんです。蔵王の森焙煎工房のマイスターの村田さんっていう方が試作して下さいました。ボクの要望は「苦くて甘いコーヒー」にしたいって無茶を言ったんです。そもそもコーヒーって砂糖でも入れない限り甘くないじゃないですか。でもブラックの状態そういうブレンドにしたいと試作してもらったんです。2回試作、試飲を繰り返して完成しました。そしてパッケージを自分で考えて商品にしました。

あと毎年なんだかんだでオリジナルTシャツを作っています。最初はお店の宣伝になればいいなと思って胸に大きく「ユタカフェ」って入ったものです。その後は、架空のバンド名のTシャツを作ったりとか。バンド活動なんかしていなかったんですけど、バンド名だけいろいろ考えたりした時期もあって。そういうことやってたら、女子プロレスの方が目を付けてくれて。そのTシャツ良く意味がわからないけど可愛いですねって。それでコラボしたいっていってくれた事もありました。PRと、半分は遊びかな。今はRelaxationと書いたグッズを展開しています。Tシャツやパーカーやトートバッグもあります。本当はリラクゼーション業の方々にも着ていただきたくて作ったものなんですけどね。今のところ買ってくれないな。

映画上映会もやってますね。

元々は、カウンターに座った時に、正面に窓があるんですが、窓枠が気になったんです。思い切り目に入るところなんで何か飾りたいと思ったんです。水槽かな~とも思ったんですが、お金もかかるし大変だなー。絵画もありかな。とか思っていた時に友達がプロジェクタとスクリーンを家に置いていたのを思い出したんです。そんなに映画が好きな人じゃないしたまにゲームをする程度。それだったらお店をオープンする時から頂戴ってずっといっていたんです。しばらくしたら安く譲ってくれるということだったんで。スクリーンを広げてみたら70インチなんですが、窓枠にピッタリだったんです。これはちょうどいい。これでヒマな時に自分で映画を見ればいいやって思っていたんですけど、それもちょっと寂しいかなって。友人に相談したら、儲けはないですが興味があったら紹介しますよって言われて。配信のミニシアターを紹介してもらったんです。プロジェクターの明るさとか、音響とか審査は結構厳しめだったんですが、昼間は上映しないで夜だけの上映というだけで登録できました。

当時はウチだけだったんですが今は県内で6箇所くらいに増えました。配信作品はミニシアター系のものを選べるんです。作品毎の料金が決められてて。集まった人数でトータルな金額をオンライン決済するんです。そこに飲み物や料理をつけてお客さんからもらう料金を決めています。やり方は自由なんで面白いですよ。

映画もこの奥まったところにあるお店に入ってもらう一つの手段です。

最後にPRをお願いします。

自分が肩こりだなって薄々気づいててもなかなかこういうリラクゼーションのお店に足を運ぶにはハードルが高いんじゃないかなっていうイメージがあるんですが、ちょっとでも来やすいような空間を作っているので、本も置いているんで立ち読みに来た感覚で、どんな人が施術しているんだろうとかどんな雰囲気なんだろうとかのぞきに来て欲しいです。もちろん気軽に雑貨だけ買ってもらえるのもOKです。

 

【ユタカフェ】

〒990-0074 山形県山形市芳野26

023-673-9515

https://yutakafe.xyz

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